
コロナ禍で変わった「婚活市場」で、今モテるのはどんな人?
コロナ禍で男性はどう変化したのか
今回は30代前半の独身女性から、「以前と比べて、何となく婚活が難しくなった気がします」と、婚活の難易度の変化についてお話をいただきました。
当人は年収300万円の正社員女性。コロナ初期はリアルがオンラインになっただけだったが、ここ数カ月はどうも以前より男性の反応が悪く、原因がわからなくて強く不安になったそうです。多くの男性側からの相談も受けている私としては、ぜひ多くの女性に知っていただきたい内容といえます。
今回は、極めて大切な「男性の変化」について大切なポイントをお伝えします。
コロナ禍の最新の「モテる男性」
変化の中身を簡単にいうと、モテる男性の対象変化。これがいちばんしっくりくるポイントでしょうか。
いままでは、やはり「イケメン」と「お金持ち」がモテている印象でした。ここに加えるとすれば、第一印象と女性扱いに慣れているか否か…です。もっといえば、わかりやすい外見的条件が重要でした。
しかしコロナ離婚とコロナによる経済難を受けたからか、最近では年収や容姿より優しさや穏やかさなど適度の外見+内面を求める女性が急速に増えてきました。女性のほうが、外見に求める条件を下げたともいえます。
その結果、いままでモテなかった男性が急にモテはじめました。しかし、その魅力的な男性は元・モテない男性です。女性経験も薄く、会話もリードも下手、連絡も不十分で女性相手の努力の仕方を知らない男性たちといえます。
その一方、モテる人ほど相手を選ぶのは今回も同じです。しかもコロナの影響で、男性は強めに慎重になりました。つまり、自分は積極的に動かないわりに女性を厳しく選ぶ…従来の女性のような男性が、最新のモテる男性です。
しかも、いまはオンラインが主流で出会うのも簡単なため、コロナ前の女性より、その目は厳しいかもしれません。あなたの肌感覚はおそらく間違っていないので、改めて婚活の仕方を考え、動いていきましょう。
冷めてきた男性の「婚活熱」に、女性も「変化」を求められている…?
さて、並行的に大切なことなのですが「男性が変わった以上、女性も変わる必要がある」もはや過去の常識は通じないと考えましょう。
先ほどもいいましたが、最新のモテる男性は従来の女性のような人です。このため、従来の男性のような努力が有効といえます。ちなみに従来の男性がしていた努力とは、簡単にいえば「年収アップと積極的な婚活」です。
これを主軸に、より正確にいえば最新・最近の男性は「労働と婚活への適度な積極性」を求めています。婚活への積極性は簡単ですね。つまり女性のほうから積極的に誘ってほしいわけです。デートなどに誘うだけでなく、会話のリードも該当します。
労働のほうは、わかりやすいですが大変かもしれません。簡単にいえば金額ではなく「ずっとしっかり働いてね」です。ここでのしっかりとは、バイト程度では不十分であり、正社員あたりが基本として求められる傾向にあります。もともとこういう傾向でしたが、コロナで加速した感じです。ただし、「適度」という点がポイントになります。熱量や温度感が相応に合うかどうかが大切です。
ただこの一方、最新のモテる男性はよくも悪くも女性の年齢や容姿に重きをおきにくくなった印象があります。これは従来モテていた女性ほど、困りものかもしれません…。
もちろん、すべての男性が変わったわけでもありません。ただ、あなたも知らず知らず最新のモテる男性を好むなら、それに合わせた努力が必要といえます。
なお、全体的には婚活熱が高まった女性とは非対称的に男性の婚活熱はより冷めてきた感があるのが実情です。婚活におけるコロナによる変化もしっかり理解し、素敵な男性との結婚を目指していきましょう。